保険診療 アトピー

アトピー性皮膚炎
◆ アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、かゆみを伴う湿疹(しっしん)がよくなったり悪くなったりを繰り返す病気のことです。

子どもの頃に発症することが多く、一般的には成長とともに症状は改善していきますが、一部の患者は成人になってからもかゆみや湿疹などの症状が続きます。
◆ アトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎の治療方法は、基本的に

① お薬による治療

② スキンケア

③ 悪化因子の検索と対策

になります。症状に応じて、適切な薬剤の種類と塗布方法が大事です。

蕁麻疹(じんましん)
◆ 蕁麻疹(じんましん)

皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。原因としてはアレルギー、運動、ストレス、疲労、食品添加物、薬、太陽光、暑さ・寒さによる刺激、下着などの圧迫や摩擦などがあります。

◆ 蕁麻疹の治療

特定の食品を避ける、患部を冷やす、市販のかゆみ止めを利用する、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を内服するなどの方法があります。症状がひどい場合には皮膚科の受診が必要です。

やけど(熱傷)
◆ 応急処置

やけどは第一に応急処置が大事です。次の手順が挙げられます。

① 水道水などの流水で、痛みが和らぐまで10~20分程度冷やす。

② 靴下など衣類を着ている場合は、着衣ごと冷やす。

③ 十分に冷やしたあと、清潔な布などをかぶせて病院へ行く。

やけどの治療には、範囲や深さに応じた治療が必要ですので、注意しましょう。

にきび(ざ瘡)
◆ にきびの原因

ニキビができる原因は皮脂分泌の増加、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖が関係しています。ニキビは皮脂腺が発達し、皮脂が多すぎたり、毛穴の出口がつまったりすることで、毛穴の外に皮脂が出られずにたまってしまうことから始まります。ニキビ跡ができてしまうと、元に戻るのに時間がかかるので、皮膚科で早めに相談しましょう。

水疱症、膿疱症
◆ 皮膚科特定疾患

天疱瘡、類天疱瘡、掌蹠膿疱症は、全身に水ぶくれが出来る比較的まれな病気です。副腎皮質ホルモンの全身投与や血漿交換療法などが行われます。皮膚科特定疾患の一つです。

【天疱瘡】 皮膚や粘膜に水疱(水ぶくれ)やただれなどの症状が現れる自己免疫疾患

【類天疱瘡】 皮膚や粘膜に水疱やただれが生じる自己免疫性疾患

【掌蹠膿疱症】 手のひらや足の裏に膿疱(うみをもった水ぶくれ)が繰り返しできる病気

うおのめ(鶏眼)、たこ(胼胝)、いぼ(尋常性疣贅)
◆ 早期治療
主にウオノメやタコは足の裏の皮膚の一部が厚く、硬くなり、痛みや違和感を伴うものです。イボはウィルスによってできる皮膚の塊です。 これらは、適切なケアがなされないと症状が悪化し、化膿や足の変形をきたすことがあり、いぼは増えますので、早期の対処が大切です。
汗の異常(多汗症)
◆ 保険適用の薬
多汗症は、発汗時に必要以上の汗が出てしまい、症状の程度によっては日常生活のさまざまな場面で支障をきたします。最近では脇や手掌に対する薬が保険で使用可能になりました。
脱毛症
◆ 原因の究明
頭皮や体の一部の毛髪が抜けることを指します。通常、この状態は、免疫システムが毛包を破壊して脱毛を引き起こすときに発生します。脱毛の原因を調べることと、早期治療が重要です。
皮膚の感染症(おでき、めんちょ、水虫)
◆ 皮膚の感染症の原因
皮膚の毛穴や小さな傷から、細菌や真菌(カビ)が侵入している状態です。放置すると、膿が出き、痛みが出ます。水虫は真菌(カビ)が原因で、皮むけやかゆみが出たりします。
尋常性白斑(しろなまず)
◆ 尋常性白斑の症状
皮膚が白く抜けてしまう病気です。皮膚の色素細胞であるメラノサイトが破壊され、多くの場合、白い皮膚の斑点として見られます。
皮膚の腫瘍(できもの)
◆ 早期発見と早期治療
皮膚には良性および悪性の腫瘍があります。皮膚腫瘍は、早期発見と適切な治療が重要です。特に悪性腫瘍の場合、早期に発見して治療を開始することで、予後が大きく改善する可能性があります。そのため、定期的な自己チェックや皮膚科での検診を行い、皮膚に異常な変化を感じた場合は速やかに医療機関を受診することが推奨されます。
性病
◆ 泌尿器科だけではなく皮膚科での治療が可能
性病は泌尿器科を受診される場合が多いですが、皮膚科での診察および治療が可能です。陰部のみの症状とは限らないので、早めの医療機関の受診をお勧めします。
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